1996年東京大学大学院経済学研究科博士前期課程修了(M.A.) 2002年 シカゴ大学経済学博士号(Ph.D.)取得 2004年 ユタ州立大学経済学部助教授 2006年 カールトン大学経済学部助教授 2008年 一橋大学 ...
人口増加で2050年に食料危機が起きるという主張があるが、世界の穀物の実質価格は1世紀以上も低下傾向にある。人口の増加を穀物生産の増加が上回ったからである。しかし、穀物価格は短期的に高騰するときがある。所得の半分以上を食料消費に充てている途上国の人たちは、穀物価格が3倍になると買えなくなって飢餓が生じる。