「103万円の壁」の見直しが進められています。年収が一定額を超えた際に税や社会保険料の負担が発生して手取りが減る、いわゆる「年収の壁」です。政府は2024年12月、この壁を123万円に引き上げる方針を明記した税制改正大綱を閣議決定しました。深刻化して ...
「PayPay経済圏」の構築に向け、課題となっているのがクレジットカード事業だ。新興フィンテックの買収など着々と手を打ってはいるが、肝心の発行枚数が心もとない。経済圏ビジネスで先行する楽天グループや、メガバンクの三井住友FGも手ごわい。
任天堂が主力ゲーム機「ニンテンドースイッチ」の後継機「スイッチ2」を2025年に発売すると発表した。継承したのは名称だけではない。ハードも酷似する。斬新なハードで新しいゲーム体験を提供してきた従来路線は採らなかった。ハードの基本構成を変えないソニーグ ...
日本相撲協会は今年12月に財団法人設立100周年を迎える。昨年は6場所90日間すべてでチケットが完売するなど、相撲人気は盛り上がりを見せている。一方で、財団法人化して以降、現在に至るまでの紆余曲折について知る人は少ないのではないだろうか。今回は、日本 ...
この世にインターネットが誕生したことで、人々の生活は利便性が格段に向上しました。半面、今ほど信頼が失われた時代はなかったように思います。特にSNSが生活に浸透して以降、情報は氾濫の一途をたどり、その中には多くのニセの情報が含まれています。明らかな詐欺 ...
現金大国の日本でキャッシュレス決済が当たり前になってきました。風穴を開けたのが、QRコード決済最大手のPayPay。日経ビジネス2025年1月20日号の特集「 爆走PayPay 銀行・クレカ、塗り替わる決済勢力図 」で取材した専門家は同社をこう評価しています。
海外の書店事情で言うと、フランスではいわゆる反アマゾン法という法律が制定されています。つまり送料無料は実質的な値引きである、と。それは不当競争にあたるから、ネット書店は送料無料にするな、みたいに法で縛って国内の中小書店を保護しようとしているんです。イ ...
エヌビディアの勢いが止まらない。テクノロジー見本市「CES」で、自動運転領域でのトヨタ自動車との提携、手のひらサイズの超小型AI(人工知能)スーパーコンピューターなどを発表。中でも注目を集めたのが、ロボットや自動運転車などを実際に動かす「物理AI」だ ...
日立製作所などの社員が米IBMの機密情報を不正に入手したとして逮捕されたIBM事件。「これは大変なことが起こった」と田原総一朗氏はすぐに取材を始めた。貿易摩擦が激化する中、見えてきたのはいびつな対米関係だった。一方ソフトウエアの重要性が認知されるきっ ...
ロシアの安全保障政策に詳しい小泉悠・東京大学准教授にウクライナ戦争の展望を聞く。トランプ次期大統領は、ウクライナ支援の規模を縮小するかもしれない。半減なら、ウクライナは領土の東半分を失う恐れが生じる。他方、ロシアも安泰ではない。ロシア軍は兵士の訓練や ...
キャッシュレス決済で格別な存在感を放つPayPay。利用者数は2024年12月に6700万人を突破し、QRコード決済のシェアで約7割を握る。決済取扱高(GMV)は連結で年間12兆円を超え、営業黒字も達成。この速さで育つフィンテック企業は世界でも珍しい ...
森岡毅氏率いる「刀」にあるのが、需要予測や意思決定の正しさを判断するインテリジェンスチーム。マーケターが同チームと密に意思疎通し戦略を練る。『森岡毅 必勝の法則 逆境を突破する異能集団「刀」の実像』(中山玲子著、日経BP)から一部を抜粋してお届けする ...