エンタメシフトで好業績をたたき出す、ソニーグループ。ビッグテックと真正面から争わずパートナーにする要諦は、コンテンツを生み出すクリエイターとの近さにある。かつて「眉間にしわ」で知られた吉田憲一郎会長は自らクリエイターの輪に飛び込む。
累計3億本を超える「ピエトロドレッシング 和風しょうゆ」で知られるピエトロ。天才的な味覚を持つ創業者・村田邦彦氏が福岡の小さなレストランから成長させたが、2017年に急逝。2代目社長の高橋泰行氏はカリスマ不在のピエトロをどう導いたのか。
米ニューヨーク州に住む22歳のゾレンジ・ボードウィンさんは、日本に移住すると決断した。大学で東アジア研究を専攻し、京都府に留学した経験を持つ。2027年まで有効な留学ビザを保有しており、日本文化に関心を持つ両親も移住を後押ししてくれているという。
ディスティレーションとは、より洗練された強力な従来のAIモデルに、新しいAIモデルからの質問を精査させて、実質的に従来モデルの学習内容を移行させる仕組み。業界幹部やシリコンバレーの投資家からは、これを防ぐのは難しいのではないかとの声が聞かれる。
エレクトロニクスの混迷を超え、復活を遂げたソニーグループ。業績は過去最高益更新を見込み、24年12月には25年ぶりに株価の最高値を更新した。株価が2日連続でストップ安まで売られた2003年の「ソニー・ショック」からようやく舞い戻った。
AI(人工知能)の軍事利用を巡る議論が国際的に高まりつつある。AIは戦場での迅速な意思決定、兵士の安全確保、攻撃精度の向上など、多くの利点をもたらす一方で、自律型致死兵器システムが引き起こす倫理的問題や、AIによる誤判断のリスクは深刻な懸念を生んでいる。『生成AI・30の論点 2025-2026』(城田真琴著/日本経済新聞出版)より、その可能性について見ていこう。
今年7月、沖縄に新たなテーマパーク「ジャングリア」を開業する森岡毅氏率いる刀。10年前の計画白紙からどのようにはい上がってきたのか。『森岡毅 必勝の法則 逆境を突破する異能集団「刀」の実像』(中山玲子著、日経BP)から一部を抜粋してお届けする。
第1次トランプ政権で商務長官を務めたウィルバー・ロス氏が、日経ビジネスの取材に応じた。第2次政権は8年前と比べて「4つの点」で進化したと指摘。さらに政府効率化省(DOGE)を率いるイーロン・マスク氏から協力要請があったことを明かし、「彼らは本気だ」と語った。
とはいえ、問題になっていることの何が問題なのか、いま一つよく分からなかった。そんな中、フジテレビ社長が記者会見をすると報道され、その時の内容がテレビ取材を排除した“紙芝居”で報じられ、ただただその無責任さにあぜんとした。
当社ではハンドソープだけでなく、洗濯用洗剤やシャンプー、歯磨き粉など幅広い商品が売れるようになり、業績は好調です。コロナをきっかけに安全・安心が気になるようになったせいなのかもしれません。
2月3日号の特集「 さらばエレキのソニー エンタメで最高益、吉田改革の舞台裏 ...
明治100年では、俳人の中村草田男(なかむら・くさたお)が「降る雪や明治は遠くなりにけり」と詠みましたが、2025年の年末に草田男に匹敵する俳句が誕生しているかどうかは、昭和という時代を推し量るバロメーターになると言えるでしょう。