エヌビディアの勢いが止まらない。テクノロジー見本市「CES」で、自動運転領域でのトヨタ自動車との提携、手のひらサイズの超小型AI(人工知能)スーパーコンピューターなどを発表。中でも注目を集めたのが、ロボットや自動運転車などを実際に動かす「物理AI」だ ...
四方八方から「どうしてあんなことを言ったんだ」と矢が飛んできて、私自身も傷を負いました。でも、あの騒ぎによって原作者の権利を意識する流れが少なからず出てくるきっかけになったのなら、それに越したことはないと思っています。とはいえ、いまだに原作者に不利な ...
ロシアの安全保障政策に詳しい小泉悠・東京大学准教授にウクライナ戦争の展望を聞く。トランプ次期大統領は、ウクライナ支援の規模を縮小するかもしれない。半減なら、ウクライナは領土の東半分を失う恐れが生じる。他方、ロシアも安泰ではない。ロシア軍は兵士の訓練や ...
「103万円の壁」の見直しが進められています。年収が一定額を超えた際に税や社会保険料の負担が発生して手取りが減る、いわゆる「年収の壁」です。政府は2024年12月、この壁を123万円に引き上げる方針を明記した税制改正大綱を閣議決定しました。深刻化して ...
「PayPay経済圏」の構築に向け、課題となっているのがクレジットカード事業だ。新興フィンテックの買収など着々と手を打ってはいるが、肝心の発行枚数が心もとない。経済圏ビジネスで先行する楽天グループや、メガバンクの三井住友FGも手ごわい。
日立製作所などの社員が米IBMの機密情報を不正に入手したとして逮捕されたIBM事件。「これは大変なことが起こった」と田原総一朗氏はすぐに取材を始めた。貿易摩擦が激化する中、見えてきたのはいびつな対米関係だった。一方ソフトウエアの重要性が認知されるきっ ...
QRコード決済に押され、クレジットカード各社が窮地に立たされている。対抗勢力で気を吐くのは三井住友カード。複合サービス「Olive」も好調。今後の期待は法人カード。開拓余地が大きい市場に各社が期待をかける。
消費者の趣味嗜好を商品開発や販促に生かす取り組みが広がっている。決済事業者がキャッシュレス決済データを開示し、加盟店の支援に動く。企業は手数料をコストとしてではなく投資と捉える姿勢が欠かせない。
キャッシュレス決済で格別な存在感を放つPayPay。利用者数は2024年12月に6700万人を突破し、QRコード決済のシェアで約7割を握る。決済取扱高(GMV)は連結で年間12兆円を超え、営業黒字も達成。この速さで育つフィンテック企業は世界でも珍しい ...
主力とする米市場の2024年の販売台数が過去最高となり、好調を維持する。トランプ氏の米大統領就任、電動化対応などの課題が立ちはだかる。自動車産業の大変革期に、マツダブランドは輝き続けられるか。(聞き手は 本誌編集長 熊野 信一郎) ...
任天堂が主力ゲーム機「ニンテンドースイッチ」の後継機「スイッチ2」を2025年に発売すると発表した。継承したのは名称だけではない。ハードも酷似する。斬新なハードで新しいゲーム体験を提供してきた従来路線は採らなかった。ハードの基本構成を変えないソニーグ ...
キャッシュレス化のメリットを享受できない小売り・サービス事業者は多い。誘客や人件費削減などの効果の割に、手数料などのコストが重いという。2年前に導入した「名代富士そば」では、店舗の約3割にとどまっている。